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2020年9月13日日曜日

矛盾は成長の道しるべ!

※この記事はTwitterの投稿の続編です。

いつもと文体が違いますが,ママ掲載なのでお許しください。


人はジレンマを超えた時に,矛盾を理解したときに成長すると思っている。

 

例えば「芸術に正解はない!」というし,僕も大いに賛成するんですが,

 

その一方で,「芸術に正解はバチバチにある」とも思っている(笑)

 

これを理解した人は芸術を理解してる人だと思う。

 

分かりやすく説明したいが,これは体験した人しかわからないと思うので,イマイチ分からないって人は自分で研究してください。楽しいからさ~♪

 

矛盾は成長の道しるべ


つまりね,

単に何かを表現することが目的なら,正解はないんだよ。

表現がない芸術なんてないからさ。

 

でも,「こういうことをこういう形で表現したい」という具体的な指標があるなら,それを実現するためのある程度の形ってものがある。

 

林檎の絵を描くときに,「とにかく自分で林檎を表現できればいいんだ!」って思うなら赤でキャンバスを塗りつぶそうが,アノ独特なフォルムを重ね書きしようが何でもいいわけさ。

 

でも,これが「林檎だ!」って分かってほしいなら,林檎に似たように書くにはどうするか,ある程度の方法を知らなければいけない。

 

そして,「私は印象派の画風で林檎をかきたい」ってなら,印象派を学ばなければならない。

 

そういうこと。

芸術に正解はないってのは,正しい。

でも,自分なりの「正解」を出したいなら,その為の筋道はある程度決まってくる。

 

そういう意味では,正解はある,といってもいいのかもしれない。

万人共通の正解はない。でも,自分の中に正解があるなら,正解はあるんだよね。

で,

これは芸術に限らない。

たとえば,「すべての人が多かれ少なかれ病んでいる」ってのが心理学の鉄則だけど,「いやいや,みんな自分の人生を自分で選択して生きているんだから,他人が『病んでる』なんていう筋合いはない」という見方をすれば,「病んでる人なんて一人もいない」ともいえる。

 

「『頑張るのは良くない』というけれど,頑張らないと自分の求める結果が生み出せないときどうすればいいんですか?」

という質問もありがちだけど,「やりたいならやれば?^^応援してんぜー!」と思う。

 

「やりたくないけどやる」ってなら「お好きにどうぞ~。でも,後で『○○にやらされたんだ』っていって恨むのはナシね」と思う。

そして,僕もよくやりがちなので気を付ける(笑)

 

そう,ここにもジレンマがある。

「人によって考え方は様々だ」という考えを正しいとするかどうかだって人によって様々だ。「クリティカルシンキング(批判的思考,常識を疑ってみること)」という言葉が近年はやってるが,これが正しい考え方かを疑う人はあまりいない。流されてるだけでなんも考えてないんだよね。


で,そうすると気づかない自己矛盾に陥って,どんどん迷走していくことになる。


でも,元をたどればそれらの矛盾の多くは,大体じつは単純だったりする。

 

解けない矛盾はほぼない。そして,矛盾は体験によってしか解けないと思う。

 

だから,矛盾を見つけたら,それは向き合うチャンス。しっかり考えて,自分で経験して,肌で感じることが大事だなーと痛感している。(だからといってあの,超えちゃいけない一線てものはありまして。「知らないことは体験しないといけないと思った」って言って一線を越えたところに手を出す人多すぎん?それはしっかり考えてないのよ。体験主義を言い訳に使うなとは思う。

 

明日(2020/09/14)人間力大學の大嶋さんが,牧師のアーサーホーランド氏を呼んでオンラインセミナーをやるので参加するんだけど,このアーサー氏も,「知ったかぶりして知識だけでしゃべる牧師が多すぎる。体験してないから響かない」と,かれこれ数十年訴え続けていて,実際本人は毎日毎日体験を死ぬほど意識して,相当のものを積み上げてきた。その積み重ねが,本人の中身として現れるんだろうね。

 

僕も,しっかりと日々のチャンスを逃さないように体験していきたいな~と思った。

 


※読んでくれてありがとうございます。久々の記事でちょっとテンション上がっとる。


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